伝統産業を学ぶをテーマに

静大付属小学校のみなさんが、体験をしてくださいました。

テーマは「伝統産業を学ぶ」です。

伝統産業を、昔のまま変えずに伝承することも大切ですが、

当社の場合、古いものに、ちょっとアイデアを加えて、まったく違ったものにアレンジする、そんなことを得意としています。

たとえば、お餅とか、赤飯を蒸かすときに使う、蒸し布もそうですし、和紙タオルをはじめとするボディタオルは、
元は、遠州地方に古くから伝わる、「遠州からみ織り」が原点となっています。

そんなことをお話ししながら、「和紙タオルの楽染め体験」を楽しんでいただきました。

上の写真は、染める前に、輪ゴムを使って柄を付ける作業をしているところです。

このあと、実際に染めるわけですが、色の定着に酢酸を使います。

保護者の方が、「あ、これは写真の停止液と同じ匂いですね」とおっしゃられて、なんでも、学生時代は写真部に入られていたそうで、
私も、若かりし頃は写真をやっていましたので、そんなことから、写真談議が始まったりしました。

そして、体験も無事に終わり、出入口に見送りに行ったら、記念写真を撮らせてくださいと言われまして、
そんなわけで、その皆さんを私も記念写真に撮らせていただいたって次第です。